断熱工法新時代

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断熱方法は様々ございますが、断熱する意味を考えた場合
家外部の負に作用する熱を家の内部に侵入させないよう遮る事や
家内部の正に作用する熱を外部負熱と混合させずに正熱を保護させ外部流出を遮る等々
いずれも過ごし易い温熱環境を作り出す働きを省エネも含め、自然の原理利用+地域性適宜に遮熱断熱する事で効果を増強する事ができるものと考えます。

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■弊社独自のエアーリズム工法

そのシステムは弊社が独自に考案した、空気清浄 W遮断熱 二重通気 エアーリズム工法です。
システム導入費用が安価で、その分、充実した高耐久自然素材を使い、メンテナンスコストが比較的かからない、2020年、さらに太陽光を搭載すれば2030年の家造り新基準法をクリアできる、 そのような家造りを念頭に置き考え抜きました。 その中でたどり着いた方法は、

  • 二重通気
  • 高気密・高断熱・高遮熱
  • 自然対流
  • 外気の負の部分をシャットアウトして正に働く外気を積極的に利用
  • 進化し続けるエアコン
  • 温度制御機能付き高性能第三種換気扇
  • 空気清浄や調湿作用に優れた漆喰
  • 遮熱シート、遮断熱性能の豊かな高耐力コンクリート繊維版、遮断熱Low-Eガラス樹脂サッシ、棟換気

等々を適材適所に採用することで、弊社が目標とした高性能機能住宅が完成しました。

■春夏秋冬を快適に過ごすには

家の内部を外気から守るためにはどうすべきかを考えたとき

  1. 家全体を適宜な断熱材で覆い、熱橋部分を予防して外気を寸断する
  2. 内部の快適な熱を逃がさないように保温性を豊かにする

このふたつによって、一年を通して快適に過ごす事が可能となります。

■温熱要素をコントロールする仕組み

住まいを過ごし易い環境にするには、温熱調整、結露対策、乾燥・多湿などの対策をどの様にするかがカギとなります。

  • 夏には 外壁が内部の熱を放出/内壁が室内の湿気を吸収・透過
  • 冬には 外壁が内部へ熱を蓄積/内壁が乾燥した室内へ湿気を放出

体感温度に影響を及ぼす四つの要素、気温・湿度・気流・放射を時節に合わせてコントロールする事でオールシーズン快適に過ごす事が可能となります。

■家を長持ちさせる二重通気工法

家には通気が必要です。壁内外の通気を考えなければなりません。
外壁・内壁で二重通気にする事で壁内部の空気を循環させて家全体の隅々までも空気の淀みを無くし、余分な湿気を外部へ排出することによって家全体の劣化を防ぐことができます。

■構造を頑丈に

構造計算によって十分な耐久力を設け、精度の高い金物工法プレカットによる頑丈な躯体で覆い造る事で安心安全に暮らせる住まいを構築することができます。

■高い断熱性を持った高性能サッシ窓

家全体を高性能な断熱材ですっぽりと包み気密させても、窓からの熱損失が大きければ意味が薄れてしまいます。
サッシ窓を熱橋予防に優位性のある樹脂製とし、断熱・遮熱性の高いLow-E複層ガラスを採用することで熱損失が軽減され、より効率的に室内環境を維持できます。

■素材のロングスパン耐久化とローコストメンテナンスへの追求

幾ら性能の良い家といえども、部品や素材が耐久性に乏しいのでは、維持費コストにウエートがかかってしまいます。 高額なシステムを導入して、取り換えの時期が来た時に再び導入するのに気が重たくなってしまうが、導入しないと空気環境悪化が懸念され、人体にとってすこぶる悪影響を及ぼしてしまうから……
結果、導入しないほうが良かったと、その時になって後悔をする事を聞きます。
どのようなものでもいつかは交換の時期が来ますが、その時期がロングスパンで有るほうが良い。
また、交換するにも採用したものがすたれないものでなければいけません。
しかも、誰にでも簡単に手に入り取り換えられ費用が安価なものでなければならないと考えます。
さらに、機械が壊れても空気の流れが自然対流である程度カバーでき、人体にとって悪影響が及ばず、しかも冬暖かく夏涼しい機能も自然対流によってある程度賄うことができ、極力安価に賄えるシステムが良いかと思います。

■導入費用がリーズナブルでメンテナンスが容易

■『白漆喰の家』新築施工事例

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