機能臨機応変対応型ロングライフ住宅『白漆喰の家』

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外観

内観

工事風景

住宅の省エネルギー性能に最低基準が義務化されるのは2020年の見込みとなっています。

少なくとも現状の省エネ基準以上となる模様です。

  • 1980年、省エネ基準の施行
  • 1981年、新耐震基準法の整備
  • 1999年、次世代省エネ基準の義務化
  • 2013年、改正省エネ基準スタート
  • 2020年、改正省エネ基準の義務化予定
  • 2030年、新築住宅において発電力で消費電力を賄えるゼロエネルギー住宅への義務化予定

となっていて、住宅は高耐震高耐久超省エネ住宅へと進化して行きます。

それらの対策を講じた機能を有する家造りにして行かなければ、のちに苦悩してしまう家となるかも知れません。

これから造る家はそうならない家をと考えるのが賢明かと思います。

ますます家のコストが跳ね上がるような仕組みへと向かわざるを得ない状態に有ります。

これからの家を造るにあたり、経済的に負担のかからない冷暖房の方法でオールシーズン快適に過ごせ、カビやダニ等の発生の抑制や、ヒートショック等でのストレスを感じにくい家、つまり、家で生活するのに経済面での負担の軽減や、精神面の負担、健康で快適に住まうために寄与できる家造りが求められ、尚且つ長期的に住まえるよう、木材の腐朽や建材の劣化を抑制できる耐久性や耐震性に富んだ家造りが求められます。

高耐久・高耐震・超省エネ化がより色濃くなって行くと思われます。

家の内外部でのエネルギー全体の省力化が促進されて行きます。

国の方針による2020年以降を考えて、法改正省エネ基準をクリアする家を求めて造るのは当然ですが、それらを追求する上で重要なことは、家を造る計画から将来に渡り、経済の負担の軽減も考えた家造りを目指して行くという事が、一歩先へ行く家造りではないでしょうか。

高価なシステムとそれに伴う施工技術費が嵩むうえ、エアコン1台無ければ結局は機能しない家が近年の家造りの主流と化しています。

このことから、エアコンが室内環境改善には一番役立ち大事であるという事を決定づけている訳です。

よくよく考えますと、これでは高額なシステムを導入する事の意味が薄く、散財に繋がりかねません!

皆様もご存知の通り、現在のエアコンは空気の質も改善でき、省エネでもあり、抗菌、カビ、ダニの繁殖抑制等、色々な機能を搭載しています。

差別化を信じて高額なシステムの導入をしなくても、エアコン1台の有効利用を優位に活用することで最も優れた住宅となります。

政府では、2020年までに標準的な新築住宅でゼロエネルギー化を進めて行くよう指針されました。

これは、住まいから出る一次エネルギー消費量を概ねゼロとするネットゼロエネルギー住宅(ZEH)を標準的な新築住宅とするように導くという事になります。

産出電力には、現状では太陽光発電が最も確実性に優れていて導入しやすいので、太陽発電により創るエネルギーと生活するための消費エネルギー等による消費電力の収支が、概ねゼロ以下になる家を造るよう推進されています。

国の方針から将来を推測して鑑みれば、総括自立型住宅に向って行く事になるかと思います。

それを踏まえ考えると私感ではありますが、2020年以降2030年に向い、法改正省エネ基準をクリアするための家造りには、エアコン一台を有効利用して室内環境を改善整え、健康、省エネ、耐久、耐震などの性能パフォーマンスに優れた機能を有し、将来に渡り経済的により負担が掛からずに、それらを賄える機能を備えつつ、いつでもゼロエネルギー住宅(ZEH)に簡単に移行できるネオ-ゼッチ(NEO-ZEH)の家か、将来に渡り、コストパフォーマンスに優れた太陽光発電搭載の、ネットゼロエネルギー住宅(ZEH)を造ることが、現時点では良いのかと思われます。

そこで弊社は、どのような現存するハイテクシステムや、どのような現存する自然利用のシステムでも、必ずエアコンが必要であるという事に着目しました。

エアコンも様々ですが、現存する上記で述べたシステムでは、指定の組み込みエアコンとなってしまうため、メンテナンスや取り換えの時期を考えると維持管理等が将来に渡り高額になりがちです。

エアコンを効率よく使うためのシステムそのものが高額になってしまいつつ、差別化や独占力強化のためのリピートシステムに必要なオリジナルエアコン(特許)となっているため、維持管理やメンテナンスや交換等による費用が高額となり、それを使わないと室内環境が悪く、住みにくい家となってしまうため、その時期が来ると頭を抱えてしまう恐れがあります。

そこで弊社は、一般ユーザーの方々が誰でも簡単に手に入りやすく、機能も充実していて、将来に渡り交換さえも容易であり、家電量販店や、懇意にされている家電屋さん等において、販売できるエアコンを使うのが一番良いと考えました。

昨今のエアコンは機能が充実していて、安心して使用でき、この先も進化を続けるであろうことは想像の範囲かと思います。

問題はエアコンを効率よく有効利用するための仕組みは、維持管理や将来のメンテナンスが来た時に、エンドユーザサイドで簡単安価で対応できるようなシステムにしないと意味が無いので、創業以来95年の脈々と受け継がれて来た伝統実績と、今まで見てきたシステムを改良しつつ培ってきた知恵と技術の集約を講じて簡単安価で、この先いつの時代でもその時代に合った対応が出来得るシステムとしました。

白漆喰の家の機能
  1. 二重通気による断熱性
    家全体を二重通気にして外部通気と内部通気を気密断熱層で分け、壁体内通気での断熱性能の低下防止
  2. 二重通気による清潔さ
    各通気層での空気の流れは自然循環で淀みを無くし通気層をクリーンに保つ事が出来る
  3. 二重通気による結露防止
    外部通気層と内部通気層はそれぞれ独立した空気の流れで結露を防止(躯体・構造体の高耐久化)
  4. 室内の気密化
    空気の漏洩を減らして室内の安定した空調管理ができるため快適に暮らす事が出来る
  5. 気密化と漆喰による清潔さ
    気密機能により外気汚染物質の侵入を抑制し、漆喰の機能である室内空気の浄化作用等で健康的に暮らす事が出来る
  6. 自動センサー換気
    計画換気が容易で換気量の安定化
  7. 室温のバリアフリー化
    エアコン1台の有効利用で(建物の大きさ等により変動)各室内との温度差を解消
  8. 温度と湿度の管理
    季節に応じた室内の温度と湿度の管理が容易で快適性を向上、健康増進
  9. 外気熱等の悪影響を抑制
    冬場の冷気や夏場のいやな暖気を外へ排出し、内部へ影響を及ぼす輻射熱による暖気や冷気の侵入を防止する事により、過ごし易い室内環境へと導く
  10. 省エネ化
    消費電力の軽減(NEO-ZEH)からさらに太陽光発電導入でゼロエネ(ZEH)への移行がスムーズに可能
  11. 維持管理費の抑制
    将来の維持管理などメンテナンス費の軽減と機能維持交換費の軽減(流通品で対応可能)
  12. 停電時にも機能を維持
    自然循環を利用している為、停電時にも多くの機能を維持できる
  13. 防音作用
    漆喰の防音作用により屋内外への音漏れを抑制

室温に関しては冬18度以上(夜間電力利用の夜可動)、夏は27度以下(でピンポイント可動)を保てる家。

それが、機能臨機応変対応型ロングライフ住宅・白漆喰の家です。