棟梁より

お客様の好みや生活スタイルは様々です。

設置する家具一つを取っても大きさ、色、位置関係など自分に合った空間設計は千差万別であり、

また、日々の暮らしの中で調整され、新たな要望を都度反映しながら各家庭に似合う住まい方が形成されていきます。

そういった、お客様それぞれのニーズに応じて取り組める業者こそが、良い家造りをお届けできる納得業者なのだと私は考えます。


弊社では、家造り95年の伝統と経歴で培った諸々の知識・技術・経験を活かして、

お客様のご予算、ご要望に沿った家造りを提案いたします。


ご依頼は一軒家の新築に限らず、車庫、工場、プレハブ、社寺建築など多方面に対応し、

修繕、補強、断熱工事、耐震工事、インテリア、エクステリアなどのリフォーム・リノベーションの他、

敷地内のことであれば解体、開発、設計施工、景観・造園、等々の多種多様なご相談を承っております。


創業以来、長く地場に支えられ歩んで参りました。

OBやご紹介、口コミ、知人友人など縁あってお付き合いを頂いている方々も多く御座います。

この先も巡り合うだろうご縁ある幾多のお客様にも寄り添えるよう、誠心誠意尽くして参ります。

住み継がれる家 2020年以降の改正省エネの家の考察

住宅の質の三大要素として「耐震」「長持ち」「省エネ」と国が定めています。

その中で「省エネ」について、2020年までに新たな次世代省エネルギー基準が義務化されます。

建てた家が今は合法でも2020年からは既存不適格建てた当時は合法だったが、現在の基準では不適格となってしまった建築物を指す。
そのまま使用していても直ちに違法とはならないが、資産価値は大きく下がる。
当初から法令に違反して建築された「違法建築」や「欠陥住宅」とは区別される。
として扱われてしまわないよう将来の基準に足る設計をしなければなりません。


法改正に合わせた省エネを実現するために、高断熱高気密構造にした上で、設備は高性能・高効率なものを採用し電気料をあまり使わない家にする。

そう考えた時、問題となるのはそうしたシステムの導入やメンテナンスにかかる費用です。

2020年ZEHZEH(ゼッチ)
net Zero Energy Houseの略。
住宅の年間消費エネルギー量が正味(net)で概ねゼロ以下となる住宅のこと。

「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」
標準化から2030年ZEH義務化に向けての健康省エネの家に必要なものは、どのようなシステムの家に於いても、現状、「太陽光発電」、高断熱・高気密・高性能を含む「省エネ設備」、「エアコン」です。

それ以外のハイコストシステムは必要ない無駄になってしまうかも知れません。


そのシステムは本当に必要なのか?

導入費・維持費が嵩んでいないか?

メンテナンスや取り付け・取り換えに支障は無いか?

適切に判断し、省エネシステム導入の可否を検討しなければなりません。

弊社では可能な限りお客様と話し合い、環境面・費用面からより適切なプランを提案いたします。